
なぜ短波IRが粉末硬化において熱風より優れているのか もし従来の熱風オーブンを使ったことがあるなら、その不便さはご存知でしょう。熱風は外部から内部へと加熱していきますが、問題は、底部が温まる前に表面が先に硬化してしまうことです。精密な金属部品に塗装を行う際、これは大変な問題です。溶剤が閉じ込められてしまい、適切な接着力が得られないのです。 私たちは違う方法を採用しています。短波双管IRランプを使用することで、状況を一変させているのです。 塗料が内部まで浸透する 短波IRの特徴は、空気が熱を運ぶのを待つ必要がない点です。エネルギーが直接、粉末を通過して金属基材の内部に届くのです。まるで内側から加熱されているような感じです。ポリマーが薄膜全体にわたって架橋されるため、接着力は非常に強くなります。硬化強度は3倍も向上します。つまり、よりしっかりと固定されるのです。 双管設計の効果 双管設計を採用する理由は、同じスペースに2倍の発熱面を設置できるからです。このようにして熱を集中させるのです。その結果、数秒で所定の温度に到達します。分単位ではなく、秒単位です。これにより、作業の流れが大幅に速くなります。 ただし、注意点もあります。これらのランプは消費電力が大きいため、配線やブレーカーをしっかり確認する必要があります。スイッチを入れた瞬間に停電してしまわないようにしましょう。 現実的な検討 IRは確かに速いですが、強力すぎることもあります。もし部品の形状が複雑で、例えば薄い金属ブラケットが厚い鋼板に溶接されている場合、薄い部分は厚い部分よりもずっと早く加熱されます。そのため、コンベヤーの速度を調整したり、反射板を使ってバランスを取ったりする必要があります。また、センサーにも注意が必要です。その強力な放射エネルギーによって、センサーが壊れてしまう可能性があります。センサーを適切に保護しておけば、問題ありません。